2017/04/18
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社長が "将来" 役員にしたい人、25の条件
第2回
「全体最適」の目を持てる人は、どのような環境で育つのか?(2/5)
- キャリア
- スペシャル対談
- 組織
この本で紹介している話の多くは、どちちかっていうと若いうちに目立っているけれど課長とか部長に潰され(かけ)ている人です。どんどん立派になっていく人というのは、吸収力という言葉が合うのかどうかわかりませんが、いろんな人に会い、レベルの高い人にあったらそのレベルの高さをそのまま受け入れてそのまま自分の物にすり替えることができる人ですよね。
井上 上まで行ける人は、今より高い場や大きい器を与えられたときに、そこに合わせて自分をサイズアップできる人なのでしょうね。
秋山 先ほど言ったように、自分の会社の財やサービスなどはどんなもので、どういうプレーヤーがいて、どういう関係性があって、例えば、その中で自分はどこの役割をやっているか、がわかっており、かつ、その価値を提供するためのプロセスや仕組みがわかっていて、さらに、それを組織体としてどのように役割分担しているか――という全体像が見えていたら、上に上がっても普通にできるんですよ。
ところが、業務全体のプロセスも自分のところしか見ていないと、上に上がったときに全く見えないしわからない。役職が上がれば別のファンクションを見ないといけないし、どのように最適解を求めればよいかは見当もつかない。
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