TOP 世界の社長から “クビにする人を探しているのではなく、助けが必要な人を見つけているのだ。”

2020/02/07

1/1ページ

世界の社長から

第162回

“クビにする人を探しているのではなく、助けが必要な人を見つけているのだ。”

  • 経営

ラズロ・ボック(Humu共同設立者兼CEO)

 

日々の経営に活かせるヒントとして、世界中で活躍する経営者や偉人の名言をご紹介。

 

今回は、ラズロ・ボック氏著『ワーク・ルールズ!』からの一言。

 

ボック氏は、元Google人事担当上級副社長であり、
Googleの従業員が6000人から6万人に増えていく過程で、
グーグルの人事システムを設計し、進化させてきた人物である。

 

Googleでは、業績下位5パーセントの社員を定期的に特定し、
その事実を本人に伝えるようにしているという。

 

その理由はその社員をクビにするためではない。

 

非常に優秀な人物しか採用していないという前提のもと、
下位の社員こそが、会社の業績を向上させるのだと考えているからである。

 

 

(出典:ラズロ・ボック『ワーク・ルールズ!』東洋経済新報社、2015年)