TOP イマ、ココ、注目社長! 右肩上がりで設置数が伸びるベビーケアルーム。目指すは子育てのDX化。【前編】

2024/05/27

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イマ、ココ、注目社長!

第408回

右肩上がりで設置数が伸びるベビーケアルーム。目指すは子育てのDX化。【前編】

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授乳やおむつ交換ができる可動式の個室型ベビーケアルームmamaro(ママロ)。
2017年に1号機が誕生してから7年、現在、650台が設置されています。
開発したのは、長谷川裕介さん。元広告代理店のクリエイターで、医療系ベンチャーを経て、2015年にTrim株式会を立ち上げました。
モノづくりに携わったことのない長谷川さんはなぜ、ママロの開発に踏み切ったのでしょうか?
そこには亡き母への想いがありました。

(聞き手/川内 イオ

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プロフィール

  • 長谷川 裕介氏

    長谷川 裕介氏

    Trim株式会社 代表取締役

    神奈川県横浜市出身。
    大学卒業後広告代理店に入社。コピーライターとして大手企業案件を手がける。
    28歳のときに母を癌で亡くし、もっと直接的に人の役に立つ仕事に就きたいと考え医療系ベンチャーに転職。CIO(最高情報責任者)を務める傍ら、有志メンバーで授乳室・おむつ交換台検索アプリ「Baby map」を開発するも事業化が中止に。十分な親孝行をできなかった分、子育てで困っているお母さん達を助けることで、母への恩返しをしたいと考え、事業を買い取り2015年11月にTrim株式会社を設立。
    同アプリ運営から見えてきた「圧倒的な授乳室不足」という社会課題を解決すべく、完全個室のベビーケアルーム「mamaro」を2017年に開発し特許を取得。工事不要で設置が出来る手軽さと、アプリとの連動による利用状況閲覧サービス等のソフトウェア搭載のベビーケアルームとして設置を拡大し、商業施設や駅、観光施設を中心に設置台数実績650台(2024年4月現在)まで拡大。広告事業や屋外設置型ベビーケアルームもリリースし、ミッションに掲げる「よりよい子育て環境を提供する」を実現すべく、日々邁進している。

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